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肌に触れてわかった筆の柔らかさ:竹宝堂の化粧筆
竹宝堂の化粧筆竹宝堂の化粧筆
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肌に触れてわかった筆の柔らかさ:竹宝堂の化粧筆

Luna Saito
|
2026-10-01
読了時間5分

毛量とコシ、肌に触れたときの意外な柔らかさ

以前は、ノーブランドの手頃な価格のパフを使っていた。

雑誌の編集をしていたとき、熊野筆という昔ながらの技を受け継ぐ筆づくりがあることを知った。きちんとした化粧筆を使ってみたいと思い、フェイスパウダー用の大きめのパウダーブラシを自分で購入した。

毛量がしっかりありコシも強そうに見える筆だが、実際に肌へ沿わせると、予想していたよりもずっと柔らかい。フェザータッチのような優しさがある。

肌触りと滑りがよく、ついこの筆で肌を撫で続けたくなる。

パウダーをむらなくのせられて、仕上がりもきれいに見えた。以前のパフとは肌当たりも、パウダーののり方も、仕上がりも違うと感じた。

以来、この筆を使っている。手入れもそれほど難しくなく、日常の化粧道具として扱ってきた。

竹宝堂の熊野筆

竹宝堂は、広島県安芸郡熊野町に居を構える化粧筆の工房だ。

筆司(ふでし)により設立された竹宝堂では、世界各地から厳選した原毛を仕入れ、熟練の職人たちにより1本1本ていねいに筆づくりが行われている。日本の絵画や書道で表現される流れるような細い線は、筆先の仕上げを操る卓越した技術によって成り立っている。この筆づくりの技を化粧筆に取り入れることによって、日本独自の化粧筆が生まれたのだという。

竹宝堂の創業者である筆司・鉄舟は、肌触りのいい灰リスの化粧筆をいち早く世に送り出した人物だ。

竹宝堂のブラシ

もう少し動かしたくなる感触

私が購入した筆は、粗光峰という山羊毛を使った丸平形のパウダー/チークブラシ。粗光峰とは山羊の胸元から採れる、特に細く柔らかな毛なのだそうだ。

フェイスパウダーをのせるとき、黒い穂先を肌に沿わせる。毛量とコシから想像していたよりずっと柔らかい。肌の上で、手を動かす時間が少しだけ長くなる。

INFORMATION
工芸名
熊野筆
工芸タイプ
その他
産地
広島県安芸郡熊野町
素材
粗光峰100%(山羊毛)
作り手・工房
竹宝堂
紹介商品
竹宝堂 G-1
Tags
バス&ビューティ
その他
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